【給料安い?!高いのか?】通関士その本当の姿をとは?!給与と将来性はどうか?

通関士と言う仕事はどういったイメージをお持ちでしょうか。税関に申告する書類を作る?税額を計算する?確かにそうなのですが実は資格持っていなくてもこれらの仕事は出来ます。では通関士とはいったい何ぞや?の疑問にお答えしましょう。

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通関士の仕事は実は…

通関士と聞くと色んなサイトを見て回りましたが、税のプロだとか輸出入貨物についての書類を作るとかそういったことをうたっていましたが、実情としては1/3位は正解であとはほぼ誤解です。

まず税のプロか?についてですが通関士と言うのは税に詳しい、ということはありません。税といっても輸入関税についてや、他法令についてです。税額を決めるのはタリフと呼ばれる輸入する際に関税率が記載されている大きな本を見ながら税番を振っているので、特に税についてプロ、というよりは輸入通関などに関しての関税について詳しい、という意味。

お客さんに税率とか税番を聞かれることもあり、それについてもタリフを見ながら答えることも出来ます。少なくとも自分が働いていた職場ではそういった知識は不要だった。

そのタリフについても引き方は経験を積めば税番などはタリフ見なくても分かるようになるが、税率を計算するのはシステムでも出来る。NACCSと言う税関のシステムでも税番を入力すれば税率が自動計算されるし、特に計算は必要ない。ただ、インボイスに書かれているアイテムが複数ある場合などは大変で、有税無税について知っておかなければならない。そういう意味でプロフェッショナルでいる必要がある。

こういった場合は1万円以下であっても課税されるものと分けないといけないし、こういった場合はインボイスをきちんと見ないといけない。もっともこのインボイスから貨物の中に入っているアイテムはいったい何なのかと言うものを見分ける作業と、書類を作成する作業、さらに申告書類を作成する作業と言うのは通関士の免許を持っていなくても出来る。

もちろん、やりがいという意味では省庁とやり取りすることもあるし、輸入などで時には外国人とやり取りすることもある。また輸出に関しては貿易管理令などについても精通していないといけない場面もある。勉強は必ず続けなければならない。

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輸出入の申告書類作成は誰でも出来る

言葉は悪いかもしれませんが、輸出入申告での書類を作成する作業は通関士の免許を持っていない人でも誰でも出来ます。もちろん作業には慣れが必要だが書類作成自体は誰でも出来ちゃうもの。ただ、その書類を使って税関へ申告するには、登録された通関士がチェックをしないといけない訳です。通関士の仕事とは、その『チェック』が主な仕事で、いわば振られている税番が正しいか、その貨物の中に入っている品物に課せられる税金が正しいのかどうか、と言う判断をするのが通関士の仕事です。自社から輸出入のしんこくを税関にするのですから、責任は重いです。通関士のやりがいの一面といっても過言ではないと思う。

もちろん、輸入者の名前が正しい輸入者なのか、住所は?スペルは?等そういった細々した細部の間違いも見落とさないようにするのも仕事の一つです。責任という意味では資格を持っている、と言うだけでかなり重くなります。インボイス上に書かれている輸出入者の名前が本当に正しいのか?ほかに輸入者となるべき会社などが存在していないか?等をインボイスから判断しなければならないケースもある。

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通関士の仕事はキツイ?

輸出入の申告が受理されないケースがあります。これを一般的に『不受理』と呼びますが、この原因は何も貨物の受取人や荷出し人のインボイスの書き方が原因ではないケースもあります。

  • ケースその1輸入者となる会社の名前を間違えた場合です。

輸入者となる会社は正確に記載しないといけません。時にはインボイスに書かれている輸入者となる会社が本当の輸入者ではないケースもあります。インボイス上の一見輸入者に見える会社は実は輸入代行で本当の貨物の持ち主や送り主と取引している会社は別にあるようなケースです。これ、意外とBtoBの取引でも税関はつっこんで聞いてきます。本当にこのインボイス正しいの?取引明細提出せよと言われることかなり多いです。

なんで税関がそんなことを聞いてくるかと言うと、取引価格がもっと高いんじゃないか?と疑っていることもあります。それはそうです。本当の取引の明細書の価格なんて代行業者に提出なんかしなくても良いケースはあります。でもそれは税関の申告では許されないのです。

通関士はこういった輸入者の実績などを見ながら考える必要もあります。やはり所属している会社の信用にかかわってくるのでミスが許されないという意味でも責任は重いのです。

  • 貨物の中のアイテムについてある程度知識が必要

貨物の中の製品に税番を振るわけですから、製品についてある程度の知識を持つか、調べる努力を怠ると税番を間違えていると指摘されます。税関も申告されたらすぐに許可を出す場合と書類審査をして許可を出すか、それとも検査するかの判断をします。貨物の中の製品が何なのか分からないのに、適当な税番を振ってしまうと税率が間違うケースもありますし、大きな会社ですと許可後でも税番訂正をしないといけない場合もあります。つまりスピード重視の会社で通関士として働く場合は知識もそうですが、判断を的確にしないとあっという間に評価を下げてしまいます。もちろんお客からは早くしろ!と怒られることもありますし、会社からは税番間違ったりを繰り返すと税関に怒られるケースもあるわけですから、会社の評価も下がるわけです。

つまり、配達のスピードなどを売りにしているエクスプレス系の会社に勤めるような通関士というのはスピードも大事ですし、正確性も大事になってきます。

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通関士の仕事の将来性について

通関士の仕事の将来性は海外から社会悪に該当するような薬物や、取引の禁じられているものが輸入されないように税関と連携して水際で食い止める仕事と言う意味では責任が重い仕事なので、将来的にも資格が廃止されるようなことはないと思います。しかし、世界の貿易体制が今後FTAなどをどんどん採用していくようになっていくと、関税に関してはフリーのものが増えることも考えられます。税番に関しても暗記する必要はありませんが、もう少し書類作成が楽になっていく可能性は高いと思います。

現状通関士という仕事が免許制になっているのも、書類作成を代行業者(通関業者)が行っていることも一つ理由ではないかと私は思います。また税関が直接お客さんとやりとりすることはほとんどありません。通関業者を通してやりとりをするわけです。間に業者が入っている分、言いやすいイメージはあります。これは長く働いていたから感じるのですが、税関と言えども人間です。お客さんとやりとりする業者が居て、相手とやりとりを間接的にするわけですから、また聞きになってしまう部分もあります。ただ通関士がお客さんと直接やり取りするケースもありますし、仕事が分業化されている会社であればお客さん応対は別の人間がやる場合もあります。大きな会社ほど分業化されていますし、規模が小さければ通関士でもお客さんとやりとりすることはあります。

通関士の資格と英語のスキル

通関士も時にはお客さんとやり取りすることもあるでしょうし、今後国際化が進んでいけば行くほど国内外関係なく英語を使う場面は増えます。人の行き来がもっと将来的に活発になれば、英語が公用語であれば英語のスキルは必要です。

特に外資系の場合は英語を重視する傾向が現在でも強いです。海外とやり取りは時差も関係してきますので、日本でタイムリーに返事が来るアジア圏で海外とやり取りをするケースも頻発してくるでしょう。

また、ヨーロッパは日本時間で夕方くらいからビジネスアワーになります。そうするとシフト制で夜勤とは言わないまでも、夕方から夜までという働き方も考えられます。時には海外の送り主と直接やり取りする場合もあります。

資格試験が難しくなっている

通関士の資格はちょっと前は、何となく資格を取ろうと言う人にも簡単に取れる資格でした。資格取得の簡単さに比べて仕事の内容がかなり難易度が高いことも理由ですが、資格の難易度もかなり上がっています。大学卒業したくらいの学業レベルであれば、以前はちょっと勉強すれば資格を取れていました。

ただ、この試験ですが、今もだと思いますが税率の計算があります。システムを使って間違いを起こさないように設計してくれているにも関わらず、資格の難易度を上げるためか、なぜか税率の計算とかが問題に含まれています。資格を持つには出来ないとダメだと言う意味でしょう。

通関士の年収

通関士の資格を持った人が通関業者で働いた場合の年収ですが、業界全体が今まで残業が多い業界だったため給料体系的には残業代が多いと思います。外資系の会社でも40代でだいたい550万円から600万円くらいだと思っていい。

今から通貨業者に入って仕事をしたいと言う人は資格を活かすことで給料が上がる可能性は高いです。その際は出来る限り英語の資格を持ちましょう。国際的に活躍出来ます!とうたわれるのですが英語を使う場合はメーカーなどで入出荷などの担当者が使うケースが基本的に多いと思います。通関業者で英語を使うという意味ではインボイスが英語表記が必要ですので、インボイスの英語を解読するために役立ちますね。

国内の受取人が外国人であれば英語も使うケースはありますが、ほとんど日本語で足りるケースばかりです。

将来的にもう少し今よりも業務が楽になっていくのではないかと思います。

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