女性ばかりの職場や、女性が多い職場では意外と対応に苦慮することも多いものです。私も女性の多い職場で働いてきたこともあり、女性に対応する難しさも何となく理解できます。またもし女性ばかりの職場であれば女性同士の人間関係の悩みなどもかなり面倒になることもありますよね!女性ばかりの職場でよくいるイヤなタイプ別にどういった対応が有効か私の経験もお話ししながら考えてみましょう!
ミスを責めるタイプ
とにかくミスを責めるタイプ。相手がちょっとしたミスをすればクドクドと説教を始めるばかりではなく、それが延々と続くことも。ミスをしたのは私かもしれないですが、それをクドクド言われて続けるほうも気が滅入ります。また、自分のミスならある程度は仕方ないと諦められるのですが、偶発的に起きたイレギュラーなどに関しても何かと人のせいにする人もいるんです。いやそれって人為的なミスじゃないし、みたいなこともとにかく操作が悪いだの変なボタン押したからじゃないのとか、必ず何かにつけて原因を人に求める人。
こういったタイプに素直に謝っておくことも大事ですが、ある程度を過ぎたらズバッと正論で言い返してもいいかも知れません。もちろん言い方は気を付けないといけないですが、正論が自分の側にあるのであれば、自分のせいではないということはキチンと意思表示しても良いと思います。
ただ言っていることは正当なこともあるので注意が必要です。
何かに不安があって、臆病な人間
ミスをねちねち責めるタイプは何かに不満や不安があって、思い通りにいかないのではないかと恐怖心を持っているタイプも多いと思います。経験談ですが。だからというわけではないのですが、仮にあなたがその人の思い通りに動かない場合はねちねちと攻撃を仕掛けてくるのです。そういったイヤな体験をさせればあなたが言うことを聞くと思っている可能性はあると思います。
対処方法
こういったタイプは反論すればするほど恐れを持ちますから、うまくやり過ごしてやるほうがベターでもありますし、最も有効なのはアッサリと過ちを認めてやることです。相手に譲るようなイメージですね。ただそれはあなたの感情的にできないとしたら、上手く利用してやるというイメージで手懐けるのも良いかもしれません。
ミスを指摘されたらあっさりと、『確かにそうですね。すみませんでしたぁ!』と一言で終わらせてしまうのも良いかと思います。
陰口を言うタイプ
学校や近所の人であれば陰口を言うタイプが居れば、関わらないようにすれば済むのですが会社となると関わらないようにするというのもなかなか難しいかもしれないですね。
まず陰口を言うタイプは、うわさ話などと一緒で共通の話題を持ちたい、共有意識が強いというイメージではないでしょうか。
あなたとある人のイメージを共有したいという欲求が強いのだと思います。それが陰口になって現れるのだろうといえます。
人の心身構造は様々な要因が重なっているため、一概にこれが、という確たる理由はありませんがただ言えることは自分に対しても自信がないタイプもそうですし、逆にまじめな性格なため、どうしても許せないことがあって言う場合もあります。
ただ、厄介なのは同意を求められる場合です。あなたもそう思わない?等といわれた時が一番対応に気を使わないといけない場面ではないかと思います。仮にあなたが陰口の対象者と仲がそれほど悪くない場合に安易に同意してしまうと、陰口を言う人と共通の印象を持っているとされてしまいます。
何らかのはずみで陰口を言う人があなたもそういっていたなどといわれてしまった場合は最悪です。ですので、同意を求められた場合は気を付けましょう。
対処方法
陰口を言う人があなたに同意を求めてきた場合はとにかく、エー知らなかったです、そうなんですかぁ。でもいいところもあると思いますけどねーとどちらの顔を立てるように退所したほうが良いのではないかと思います。
陰口を言う人に陰口は言わないほうが良いなどと注意は不要です。どんな人間もある程度人に対して何らかの評価を持っているのは当たり前だからです。少なくとも私だったらそう対処します。
悪口や陰口を言う人とは付き合わないほうが良いといわれますが、職場で果たしてそれが可能でしょうか?それは少し難しいのではないかと思います。
何も教えてくれないタイプ
初めて出勤したのに何も教えてくれない人たまにいますよね。特に初めて経験するような仕事だと流れも何もわからなくて本当にアタフタしてしまうんですけど、でも何も教えてくれない人いるんです。
原因は会社にもあるかも。会社が新人教育のマニュアルがない、OJTについて特に深く考えていない、というケースも。
その職場の仕事の覚え方が、仕事は見て覚えるという風に考えられていることが多いようです。マニュアルとかがあればマニュアル見ながら仕事をしたり覚えることもできるのですが、マニュアルがなくて仕事を教育係に教えてもらうような場合は耐えることも必要になるかも。ヤダ心折れそう…。
また、仕事を教えたくても忙しくてできない、もしくは教えるのが面倒だから忙しいフリをしていることもあるので、よく観察しましょう。
そういう人と似たようなタイプで、仕事は一回で覚えろという人います。という持論がある人ですね。女性でも結構こういうタイプの人多いです。一度説明したよね?という言い方をするタイプ。暗にあなたは一度じゃ仕事覚えられないわけね?と言いたげ。私は一度でできたわよ、というマウンティングをするタイプですね。
はじめてきた場所とか、入社して未だ間がない人がいきなり覚えられるわけもないのですが、そうしないと人間じゃないみたいな言い方をしてくることも。とにかく教えられたことを再度質問したりするとすごく機嫌が悪くなります。
メモとっても覚えられないことありますよね…。私も結構そういうタイプでした。頭の中で何度か繰り返したりしないと流れが繋がらないことが多いんです。でも一度つかめばもう大丈夫なんですけど、でも一度で覚えないととにかく許されないのです。仕事するのにもすごいプレッシャーが…。
対処法
会社がそんな感じの教え方をしてきたからなのか、仕事を教えてくれない人は教え方がわかっていないと考えて良いかも。そういった場合はとにかく何をしたらいいか聞いてみましょう。これをやっといて、これを読んどいてと指示が出るかもしれないですからね。
職歴が長く、上司でもないのに指示をみんなに出すタイプ
とにかく自分がルール。教育係が言うことと違うことを言ってくる。社歴が長いので自分のやり方が正しいと思いこんでいるタイプ。こういった方は本当に厄介です。同調してしまうと、例えば教育係と違うことをやってしまうと教育係さんとの関係が悪くなってしまうこともあるし、かといってこういう社歴の長い人の言うことを聞かないと今度はその人と仲が悪くなってしまい、周りにあることないこと言いふらされそうで怖いですね。
こういった方は会社を私物化している面があり、会社にいることが生活の一部となっております。溶け込んでいるように自分でも思っており仕事の手順なども自分が決めた通りに上手くいったりすると平気で手順を自己流に変えて人に教える。もちろんそれがいいほうに出ればいいのだが、一度上手くいくとすべて自分流にアレンジしても良いのだと勘違いするところも。
女性だけの職場ではなく、男性がいる職場でも自己主張を常に出す機会をうかがっているタイプはどこにでもいる。またそうすることで会社が良くなると思っている面は良い面でもあるけど、過ぎるととても厄介なタイプですね。
会社の規律が緩いケースで見られるタイプではないでしょうか。
対処法
上司からある程度の権限を与えられているケースも。社長や上司が仕事の現場を理解していない場合もあり、現場に任せっきりになっているためほったらかしになっているのです。そういう場合はリーダーがいないので、リーダーになる意思を持った人がリーダーの代わりを務めていることもあるので、一概に害悪とも言えない場合もありますよね。
ただ、決定権や決済については必ず上司の確認を取って自分に非が及ばないようにすることも大事です。行き過ぎていると感じた場合は上司などに相談しましょう。
小さなミスから何まで逐一上司に報告するタイプ
女性の中には職場で一見すると何事もなく平穏に仕事を進めているような様子の職場環境においても何らかの問題を作り上げて、それに対処しているという姿勢を周囲に見せようとするタイプもいます。
そういった女性は『問題に対処している』という姿勢を作りたいだけで、大したことない問題でも大きくして騒ぎにしようとする人もいます。
逐一上司に報告するタイプもそうではないでしょうか。そういう人は普通に仕事をしている側からするとトラブルメーカーなのですが、ことを荒げるタイプの女性からしてみると小さなミスを起こす人をトラブルメーカーと思っているケースも多いのです。
注目されたい、構ってほしいという心理が働いているとも考えられる。

職場の最年長にとにかく付き従うタイプ
何も年上の女性だけが厄介なタイプではありません。職場では年上のお局様にとにかく付き従うタイプもいます。これは一種の処世術だと思いますが、同調しかせずにお局の言うことは絶対服従タイプ。
野心があってこう振る舞う方もいるので、本心がどこにあるのか見定めることも重要。気が弱くて、強いものに付き従うタイプであれば腰ぎんちゃくとしてみておけば良いかもしれませんが、野心があるタイプは次にご紹介するタイプのようにいずれは自分がリーダーになろうとしている可能性も。
お局を追い出して、自分がお局になったタイプ
職場で発言力を持っていた女性を追い出して自分が一番偉くなった女性。これはこれで新たなお局が誕生するわけです。つまりやっていることは前のお局と一緒。追い出したところで何も変わらず、自分が偉ぶるようになるだけです。
対処法
こういったタイプは前お局と現お局ともに気の強い性格をしていることが多く、感情的な性格でなく理論的な思考をするタイプであれば理論的に説得したりして上手く自分を認めさせることもできると思います。
すべての嫌なタイプの女性に利くのは
とにかく自分の能力を発揮して自分を認めさせることです。それは職場の嫌な奴に構わないで上司や上役に自分を認めてもらえるようにする環境を作ることが大事。
まず自分を知ってもらうこと。そして、そこから徐々に足場固め。
もちろんそれは理想論で、もし窮屈なら転職だってありでしょう。正社員を辞めたくないという人だっているし、パートでもいいから別の職場が良いという方もいるのでどちらがいいとは言い切れないですが、正社員の転職だってたくさんあるはずですよ。
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