不動産の営業職の求人は未経験者でも可の求人が多かったのですが、最近の動向はと言うとどうでしょうか。
意外と不動産業界は景気の影響をモロに受ける業界でありますから、消費税が上がり買い控えなどが起こると、分譲マンションや戸建ての販売の営業と言うのは影響を受けます。
業界が景気の影響を受ける理由
賃貸仲介の営業は消費税がかかるものと言えば、鍵交換費用や管理会社が徴収する付帯作業の料金などですから、家賃や管理費などには個人の住宅であれば消費税の影響と言うのは余り大きくはありません。
消費増税前には駆け込み需要が起こることが多かったのですが、ここ最近では消費税が8パーセントに上がってからというもの、年金の問題なども取り上げられることも多く給料もほとんど上がっていない状況から買い控えがすでに起こってしまっており、消費意欲がとても低くなっている状態。
ただ、都心のマンションは影響も小さいようではあるため都心部の分譲マンションの販売の営業はまだ少しやっていけそうな感じではあります。
不動産業界が未経験でも可の理由
不動産営業の求人で未経験者可の求人情報は多くあります。割と営業職の求人では未経験者を歓迎する傾向にあった不動産業界ですが、状況の変化により経験者を優遇する傾向にシフトしていく可能性はありますし、また不動産テックがもし今後大きくイノベーションを起こすようであれば、未経験でも店舗運営などが出来る可能性は高いです。
もともと不動産業界は体育会系が多く、野球部出身の方が営業職に就いたりすることが多々ありました。私のいる不動産会社も野球部出身がとても多いです。
ラグビーや自衛隊を経験していた方は、保険のセールスになることも結構あるようです。営業職と言うのは体育会系の仕事と言うイメージはそのまま残ってはいますが、慣習はまだまだ根強いですが現場は意外とそうではなくなってきています。
未経験でもパソコンやシステムなどに少し精通していないと仕事が出来なくなってきているのも一つの理由です。企業によっては経験者も未経験者も採用してくれる企業はまだあるようですよ。
不動産営業で持っているとベターな資格とは
未経験者が不動産業の営業職の求人募集に応募する際にはどういったスキルや資格があるとイイでしょうか。部下を育てていくというプレイングマネージャーの不動産営業の求人などは経験と資格などがあるといいかも知れないですよね。当然そういった不動産業界の管理職の求人は有資格者や経験者が優遇されるとは思います。
不動産業界なら宅地建物取引主任者の資格は持っておいた方がかなり融通が利きます。持っていれば5人の店舗に1人はいないといけない主任者の資格持ちとなるわけですから、欲しいと言う企業も多いです。
ただ、主任者と言っても契約時の重要事項説明を行うのが仕事でありますから事務員としての給料はハッキリ言ってとても低めです。
契約が無ければ物件の登録や電話番、お客様の案内などが仕事になります。
分譲マンションの販売の営業も、賃貸の仲介業者も宅建主任者の有資格者ならば優遇されると思いますが、資格のない人でも転職者として未経験者が歓迎されるのは土地や不動産の活用方法を所有者と話し合う営業職が未経験者でも歓迎と言うところが多いです。
土地のオーナーと共同して不動産を運営していく企業は大東建託やセンチュリー21などもそうでしょうか。エイブルなども㎝で見かけますね。その他三井不動産なども大手ですね。三井不動産などは住宅というよりは大きなビルの不動産管理や商業施設などを手掛ける不動産の営業の求人もあります。
大手ほど働き方についてかなり厳しく時間制限をしているところもありますが、事務職ではなく営業職ですと意外とみなし残業などの制度を採用しているところも大手ではありますので、9時から18時と言うような決まった時間での勤務と言うよりはお客様の都合に合わせた営業スタイルになります。
どちらかと言うと個人事業主に近いイメージですね。これは三井不動産や東急住宅、三菱地所などでも同じだと思います。
不動産営業の給料は?
不動産の営業と聞くと高収入というイメージがありますが、実際に働くとやっぱりイメージ通りということが多いようです。
この業界だけではなく、営業職はインセンティブ制の報酬形態になることが多々あります。つまり契約を取ってきてナンボと言う世界です。
ただ大手であればある程、月の最低支払われる給料は多めに設定されているところもあります。意外と地方の不動産会社はブラックなところもたまにあるみたいですが、都内の大手と言われるような企業では働き方改革でかなり厳しくコンプライアンスに則った就業を徹底しているところが多い印象。
給料を高くするにはインセンティブで自分の取ってきた契約で上積みを作り上げていくのが定石になります。
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