【作業の大幅効率化】不動産業界に押し寄せるRPAによる自動化がもたらす影響と今後について考える

RPAのイメージ テクノロジー
RPAのイメージ

不動産業界で働く方にとって、日々のルーティンワークでかなりの時間を割いていると思います。

インターネットでの集客が今や当たり前になっている時代ですが、そのインターネットでの集客に必要な物件の登録はREINSやat home から物件情報をいちいち探してきて自社のホームページなりに登録しなければなりません。

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業務改善の起爆剤となる?

そんなまだまだ自動化まだ先だと思われているかもしれませんが、RPA(ロボティックオートメーション)は確実に不動産業者のお仕事を楽にしてくれます。

不動産の営業マンの仕事は集客と接客に分けることが出来ますが、この集客の作業がとにかくマンパワーを必要とします。

新たにお客さんを付けてください、入居者募集をしていますよ、という新着物件を集めて自社サイトやポータルサイトに登録してそこから人が新着物件を見て反響が入る、というルートになっています。

代わりに働くロボット
代わりに働くロボット

この経路で最も手間が掛かるのが物件の登録です。

もちろん反響の多い物件を選ぶことも大事ですが、一まとめに入力できるのであれば特に選定する必要などありません。

今どのくらいまで自動化が来ているのか?

2019年11月11日現在、不動産業界にどれくらい自動化が浸透していて我々がどれくらい恩恵を受けているのか調べてみました。

APAMAN株式会社の子会社である株式会社アパマンショップリーシングは、2018年4月10日に、運営する直営店「アパマンショップ」55店舗においてRPAを導入することを発表しました。

RPA導入以前、アパマンショップは、空室情報をシステムに入力する作業に1店舗当たり8時間を費やしていました。

2018年2月からPoCを行い、40%の導入効果を得ることに成功し、同年4月から直営店55店舗に導入し始めました。

5月からはフランチャイズにも導入範囲を拡大しました。

不動産業界におけるRPA導入事例紹介 RPA導入の効果やコツも紹介します
業務改善のツールとして大きな注目を集めているRPAは、近年、金融機関だけでなく幅広い業界で導入されています。この記事では、不動産業界におけるRPAの活用事例と、RPA導入に期待できる効果や導入に際しての考慮点を紹介します。

レオパレス21では、2018年8月3日、業務効率化や業務自動化を図るPRAの一環として、NECのRPAソリューションを本社における8つの業務に導入したことを発表しています。このRPAソリューションを導入するまで、レオパレス21ではそれぞれのシステムへのデータ入力作業や集計作業をすべて手作業で行っていました。そのため、これらの作業に月間1612時間も割いてしまっていたそうです。しかし、RPAの導入によってこれまで以上に業務の効率化を測れるようになると同時に、業務の正確性も一段とアップしたといいます。実際、本社の8業務においては73.1%の業務効率化に成功したのです。

働き方改革で注目される「RPA」、成功導入事例とは? 不動産のRPA導入事例
少子高齢化による人手不足の中、ホワイトカラーの生産性向上の切り札として期待されるRPA。2025年までには、事務系業務の3分の1がRPAに置き換わるともいわれています。RPAの成功事例を見ていきましょう。 チャットボットやWeb接客・RPA等のAI・人口知能製品・サービスの比較・検索・資料請求メディア

その他、

スマートキー

スマートキーは内覧をアプリで出来るサービスで、内覧をする際に不動産業者を介さずに内覧が出来るので、極端な話ですが街中で空きのお部屋の募集があって、部屋を探すために外出しなくても買い物中などでも内見が出来るシステムがゴールになるのではないかと思います。

今のところ、スマートキーは導入するオーナー数がそれほど多い状況ではありません。まだまだ内見は不動産業者を介して行うところがほとんどです。

ただスマートキーの普及が進めば、手間だった内覧にお客様自身で行ってもらうことが出来るので、仮にアドバイスを聞きたい、というのであれば内見を有料化することも出来るのではないでしょうか。

ロボティクスイメージ
ロボティクスイメージ

初めての来店から契約に至るまでに不動産屋さんは収入を得ることが出来ません。特に客付け会社をする仲介業者は案内をしても他決されてしまう可能性もありますし、入居する意思がそれほどない方を相手にしないといけないので経費の面でもかなり慎重になります。

そういった方を相手にする場合は相談を有料にするという方法も取れるのではないでしょうか。

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不動産業界に波及するRPAがもたらす今後の影響

RPAが普及し始めたのは大きな出来事ですが、そのスピードは意外と緩やかです。各社取り入れてはいますが、その影響は部分部分であり、不動産業界の仕事の流れを大きく変えるような出来事までには至っていません。

というのもRPAが行えることは業務の一部であり、依然人の手や目視などが必要であるからです。

例えばRPAが取得してくる物件情報ですが、大本の情報が間違っていればすべてが間違ってしまいます。おおもとの情報を確認することは出来ないので例えばRPAが認識違いを起こしてしまうということも考えられます。

また、部分部分での導入なので、人の作業を少し手伝う、という位置づけになっています。それでも業務負担が少なくなったという意見もあります。ただ期待したほどの自動化ではないというのが私の意見。

というのも、パートパートでの導入なのですべてが自動化しているわけではないのが原因であります。そのパートを繋げて一つのプラットフォームとなることが大事なのですが、不動産業界はとにかく業者によって使っているツールが違いすぎます。

海外ではもっと進んでいる自動化

不動産の自動化ですが、日本ではまだまだな感じです。進んでいる海外ではもっと大きなイノベーションが起きています。

例えば不動産の業務関係で言えば業務を楽にそして美しく見せる方法が開発されています。

エージェントへは、ワンストップで業務を行える使いやすいサービスを提供しています。

例えば、見込み客の信頼を得る為の紹介ページを、美しく充実し顧客受けのするページを簡単に作れる機能で、顧客へのアピールとアプローチができるようになっています。

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将来ほぼ自動化できる?

不動産業界で働く者にとって、業務内容はとにかく複雑で書類にサインやハンコを押す作業が多すぎます。

サインなどをする書類には不備が付き物ですし、押し忘れやサイン忘れなどが起こることはしょっちゅうです。

そういったミスがなくなる、という意味では自動化は大賛成です。

そのうち店舗を構えることは不要になる可能性も高いです。インターネットがあればすぐにつながることが出来ます。その場でお部屋の相談ができるようになれれば、店舗を構える必要性がなくなるわけです。

店舗を構えることは不動産業者にとっては経費になります。家賃というのはなかなか削減しづらい経費で、経費を掛けて人の目につくところに出店することをしますし、この店舗がなくなることはつまり黒字化につながるわけです。

不動産業界で将来自動化できるかどうかというのは各社が使っているシステムを各自で開発するのではなくあるプラットフォームを作ってそれに各社が乗っかっていくイメージが大事なのではないかと思います。

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